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□あまいんだから
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ああ。

何て可愛いのだろう。

そう、思ってしまった。

でも

悪い事では無いと思う。

たとえ偏見の目で見られても

俺たちなら平気な気がする。

そんな事を考えて、速見の方を見るとふと目が合う。
そしてしばらく沈黙が続いた。

そんな沈黙を破ったのは、言い出しっぺの倉間。
少しニヤッと笑い、「俺はお邪魔かな」と言い、フラッと何処かへ行ってしまった。
何なんだあいつは!
(無責任ヒーローかっちゅーの)
「あの…」
速見が口を開く。
何だろうと思い、そっぽを見ていた俺は速見を見た。
すると速見はコホンと少しの咳をして言った。
「さっきの倉間くんの言ってた事。気にしないで下さい…」
「ちゅーか…」
言うつもりじゃなかった。と言えば嘘になる。
どこか、心の底で計画をしていたのだと思う。
「俺はさあ…速見の事好きだけど?」
冷静を装っての、精一杯だった。

速見の反応は、また少し顔を赤らめて「えっ…」と言った。
やっぱり、長い間"大大大親友"だから友情か愛情かわかるのかな?
「速見は??」
「…ッ…好きですよ…っ!」
嬉しい。こんな嬉しいことはあるのだろうかと思った。
「速見…!」
思いっきりハグをした。




【甘いんだから】



ーーーーーーー
うわあああああ((
こちら、新年企画でリクエスト頂いた物です…
かなり酷くなってしまいましたね_| ̄|○
反省します。
浜速初書きでした( T_T)\(^-^ )
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