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□世界の色
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あの人は憧れの人。
あの人にあんな事されるとは思わなかった。

何で。あの人は……





バンッとロッカーを叩く音がする
俺はロッカーに背中を預ける。目の前にはあの人…南沢さん。
「何ですか…?南沢さん…」
全く訳が分からなかった。
南沢さんは何がしたいのか…。
「倉間、可愛い」
「なっ!」
恥ずかしさより、驚きの方が多かった。
この人が男を可愛い何て。
廊下で女に可愛いと言っていたのは聞いたことがあるが……
「なあ、お前彼女とか居ないの?」
「いませんけど?」
少し身体をずらすとそれに合わせて南沢さんも動いた。
すると南沢さんはニヤリと笑った
しばらく同じポジションだったからその笑いがどんな意味か分かった。何か面白い物を見つけたのだ。
「じゃあ子供の倉間くんはさ…キス。したことない??」
「………」


続きますo(^▽^)o
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