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□武力、交戦。
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日本国憲法。
それは二度と改正される事は無いと思われていた。
だがその最高の憲法、日本国憲法はある1人の男によって改正されたのである。
ある天皇…否、王によって…。








「戦争を始めようか?」
その一言が始まりであった。
しかし、戦争はもう二度としないと言う決まりが作られている。
「だったら、法を改正しろ」
そう、日本国憲法第九条を主に改正しろと言う事を意味する。
第九条とは、「日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇、又は武力によるこうしは国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため陸海空軍、その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。」と言う物である。
しかし、法を改正するには国民投票を行う必要があるのだ。
「別にさ、無断で改正してもいいんじゃないか?」
天皇・王である南沢はそう言った。
「しかしっ!」
そう部下が言った瞬間、パンッと言う銃弾の音が響く。
「俺に口答えするなよ」
そう、その銃弾を打ったのは南沢であった。
この南沢は、かなりの我儘者。
一度言い出した事は、必ず実行するという。
「で、法を改正するのか?しないのか?どっちだ…?」
「…っ」
悪魔の用に、南沢は笑った。




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