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□苦い、恋です
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白竜は、俺の俺だけの物にはどうしてもなってくれなかった。
いくら告白しても、

シュウが居るから。と

シュウ…が、か。

「剣城、こんな所で何をしている」
木のそばにいたのだが、たまたま白竜が来た。
「なあ、白竜…好き…」
またいつもの、告白…
「だから、無理だって…シュウが…いるか…ら」
「お前さ、シュウの事好きなんだろ…?」
そう言うと、白竜の顔は真っ赤になった。
「なっ…!何で、それを…」
「だってさ告白、するたびにシュウがとか…言うじゃん」
「っ…」
「バレバレだよ…白竜」
スッと白竜に近づいた。
あともう少し動けば、キスができると言った所まで。
「…ッ!?」
ふと白竜の顔を見ると、泣いていた。
「白竜…?」
さすがに俺も不安になった。
「馬鹿…馬鹿…っ俺の、馬鹿っ…う…っ」
いつもは、究極とかいうのに
今日は、違うんだ。
「…白竜、ごめん…」











それでも、諦めないから












end



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