わーきんぐ!相馬編
□12品目
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「そういえば、神里さんって相馬さんに帰り送られてるんでしたっけ」
「はい、そうですよ。前は冬の帰りだけだったんですけど、最近はいつもです」
「まぁ、彼氏ですもんねぇ」
「けど小鳥遊くんだって、伊波さんを送ってってあげてるじゃないですか」
「あれは、男性恐怖病を治すためです」
「それでも偉いと思いますよ」
「ハハ、それはどうも」
「―それで、どうして急に?」
「ああいや、何となく思い出しただけです」
「そうですか。―そういえば…、初めて送られた時はびっくりしたなぁ」
「どんなキッカケで?というかいつからですか?」
「えーと、私がバイトし始めて1、2ヶ月くらいたった日でしたっけ……」
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