novel

□アイボウ(軌雨?)
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「!?あがっ!」










首が苦しい。何が、起きてる、んだ…?












「妖気から見て中等ぐらい?んーまだ弱いねぇ」





「ぐっ!はなっ…!」






いつの間にか宙に浮いてて
首にはさっきの男の手が俺の首を絞めていて





いきが、できな い


















「殺す気ないよ。お前には強くなってもらわなきゃ」






「俺がお前の兄貴だって言ってもあんま反応ないから言うけどさ




お前のお母さん殺したのは…―――――!










!!













「舞え、風花!」







何処からともなく声がした。
この声は…!







「総長!!」


術を言った途端目の前は綺麗な花で覆われ
目の前に居たあいつは居なかった







たすかった…?





「葵、平気か?早くこの場から離れるぞ!早くしろ!」



「待て!総長!こいつは…!」


「後で聞く。今はそれどころじゃない。かなり危険だ。遠いところまで逃げるぞ。奴の力はわしでは敵わぬ」







総長も知っているのか、こいつを

俺の兄貴であろうという人物を






――――――――――!!














「…馬鹿な女」












総長の前に大きな影が覆った
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