軌殺about

髪色:赤
目の色:赤
左目の下にXの模様。黒
右耳には黒い輪のピアス。もう片方は雨怨が

着物:黒や赤、紫など派手目
好物:*雑食入ります(注意)*
甘いもの/泣き顔/雨怨←/刀・日本刀,妖刀/血


何かと不明な事が多い妖怪。
彼の名前を口にすれば死ぬと噂される程色んな所で知られていた。
いや、逆に知らないものはいないと言う程。
神出鬼没で単独で残忍な事を犯す。
しもべなど部下には興味がなく、しつこい奴は無表情で殺す。
しかし元々軌殺にはたくさんの仲間が居た。現、感情がほとんどなく、あるとすれば怒りと快楽のみ。
昔の記憶のせいで人間を恨みに恨み怒りでたくさんの命を殺し続け(意味があるのだが…)
今に至る。元々、軌殺は心が優しく、普通の少年として
育っていたが7歳の時に、偉大な父の仕事ぶりを初めて見て
(悪い行いをする妖怪共を始末すること)血飛び交い、悲鳴を上げ、
のたれ死んでいくのを見た軌殺の中の何かが弾け本能、殺気を一瞬感じた父は
無意識にまだ小さい我が子に刃向けてしまい首元に届きそうな所で
仲間に止められ我に返った…という話がある。
その後は軌殺の様子は何一つ変なことはなかった。………

幼馴染の雨怨とは村の学校(0〜10歳まで)で初めて話した妖で
両親が仲が良く、二人はいつも一緒に行動していた。
親元を10歳の頃に出て行き、いつしか二人とも背中を任せられるほど
信頼し合い共に支えあい生きてきた。(ノーマル設定では友情←)
軌殺は雨怨を信じていた。
16歳の頃、ある村に二人をとても歓迎してくれた。
その村は人間と妖怪が協力し合って支えあい暮らしていて
何処から見ても平凡で幸せな村であった。
そこには二人の幼馴染のひよりが大人になった姿でいて
その再会に三人は歓喜の声を上げて喜んでいた。
何ヶ月かそこで暮らし続け、軌殺はひよりと恋人同士になり
もうここの村人同然で何も変わらず幸せな日々を過ごしていた三人に
いきなり降りかかった災難。
人間の村人達がいきなり「安全村社会」(妖怪は悪と他の村の人々から言われ
自分たちの身を守ることしか考えなかった村人たちが起こした反乱)
というのを突き立ててきて、今までのことなどなかったかのように
人間たちは妖怪達に暴力をふったり、こき使ったりと
ありえない光景になってしまったのだ。
ここの村の妖怪たちは下等な妖怪ばかりでそして優しい心の持ち主しかいなく
歯向えずされるがままの状態で一日だけでこんなにも変わってしまった村に
何も言えずただ立ちつくしていた三人に村人たちが容赦なく
石や鉄やら棒など投げつけてきて、隙をとられた時に
ひよりを連れ去られ(女は遊びに使えると思ったらしい)
泣き叫ぶ声を聞いた途端軌殺の中で
あの時の感覚が思い出させられ気づいた時には
村人全員を手にかけてしまっていた。
雨怨が最後に見た軌殺はまるで人が変わったような顔をし
笑いながらその場から消えていく軌殺の姿だった。

残酷の事に、葵の母親を殺したのも、鬼蒔莉を助けたのも軌殺であり、
そして軌殺は葵の実の兄なのだ。
残念なことに昔の鬼蒔莉との出来事は覚えていないらしく、
愛しい弟(歪み)に力を貸している鬼蒔莉を許せないらしく
(軌殺は、自分の弟がいつか強くなりこの手で殺せる日が待ち遠しいらしい。
でも葵のナカで生きる鬼蒔莉が憎く、
「葵は葵。お前が居たらあおいとやれねぇだろ」
と言う意味があるらしく鬼蒔莉をどうにかして
葵のナカから居なくならせてやれないかと考えているらしい)
自分が満足するくらいの強さになるまで葵にはいっさい手を出さない。
雨怨には突然会いに来ては「雨怨。遊ぼうぜ?(手合せ)」
と言ってやりに来るが、やはり今まで共に生きてきた相棒という事もあるのか、
絶対殺さない。殺せない。

雨怨はいつか戻ってくると信じている。

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