青春は楽しんでなんぼ

□プロローグ ものがたりのはじまり
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ビーッ!ビーッ!
『何者かに侵入されました。直ちにこれを処理してください。繰り返します。何者かにー』

某所某軍基地研究施設。侵入者が現れたことを警告するブザーとアナウンスが流れ続けている。
「こんなに反応が早いなんて聞いてないわよ!あーもう!」
事の侵入者である少女が泣き言を叫んでいた。そして、目の前にある何かの装置を睨んでいた。
「とにかく、'これ'を破壊しない事には帰るわけにも・・・。」
「いたぞ!捉えろ!」
「へぃ!もう来ちゃったみたいな!?」
呆気なく発見された。ぞろぞろと軍人の群れが少女に迫ってくる。
「仕方ない・・・Come hear!アズール!」
その叫び声と同時に彼女を光が包む。光が消えると、そこには顔が仮面で隠れた青みがかった白銀のISが浮かんでいた。
「IS!?」
「こ、こいつ、まさか例の指名手配の!?」
しかし、ISはお構い無し。
「目標をー」
装置の方を再び向くIS。手には剣が展開されている。
「ー切る!」
装置は真っ二つに切断され爆発する。爆発で天井が崩れ蒼い空が綺麗に見える。軍人逹は瓦礫に飲み込まれた。
「オッケー!目標達成!じゃあねー!もうこんな研究するなよー!」
というセリフと共にそのISは空に飛んでいった。
「おのれー!'シルバーメテオ(白銀の流星)め'!」
瓦礫に埋もれた一人の軍人が飛んでいったISを睨みながら叫んだ。 国際指名手配中の先ほど襲撃にきたISのコードネームを・・・。

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