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□絆が深まった瞬間?
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「...にしても、何人いるんだよ!!!!!!」


こんにちは、皆さん
あたしが今何をしているかって?

ひたすらダサいおかっぱの集団を蹴散らしながら逃げています。


『知るか、確かにきりがねぇな』

『うらもう疲れた...』

『う〜ん、そろそろ終わりがきてもいいんじゃね?
てかこい的な??』

「うーん、どうしよっか...」


さすがに強い三匹でも、あのものすごい数の相手をするのは疲れるよね...

「あ! あの部屋にいったん隠れよう!!」



〜〜〜〜



『...行ったかな?』

「どーだろ、ワカシャモ君はどう思う?」

『さぁ? ていうか、逃げようって言ったのはアンタだろ的な??』


まぁそうだけどさ…


もっとこうパッと逃げれると思ってたんだよね...

そしたら、あのダサい男Bに見つかって鬼ごっこになっちゃったんだよね〜


「まぁまぁ、いいじゃないの!
 とりあえずロケット団行っちゃたかんじがするから再び逃走開始しますかぁ!!」

『じゃあ行くとするか
 早くしろよノロマ』

「ノロマじゃないもん!! って、わー!!待ってよ! ジュプトル君!!!」


あの子本当に置いていこうとしたよ?!冷たいn「ストライク、きりさく!」?!!


『ジュプトル!!』

『ッ?!』

突然のことで素早さの高いジュプトルでもよけきれない。


考えるより先に体が動いていた。


「ジュプトル!!!!」

『?!! ば、おまッ!! 』


ザシュと嫌な音がした、けど


「〜ッ! ジュプトル! 大丈夫?! 怪我してない??!」

『アホか!! 俺の心配よりお前の心配をしろ!!!!』

「よかった、怪我はないみたいだね...」


「よかったぁ」と呟いていたら研究者らしき男が立っていた。

おそらくあたしを切ったストライクのトレーナーだろう。


「ポケモンを庇いましたか...貴方は馬鹿ですねぇ」


あごに手を当てニヒルのような笑みを浮かべていた。


「馬鹿で結構、ポケモンを大切にすることもできないような人間になるくらいなら
あたしは馬鹿でいいです。」


「何を言っているのか...ポケモンは便利なものなのですよ? 利用をするから価値があるのです」

『誰がてめぇみたいな奴に従うかよ』
『さっさと消えろ的な?』
『寝言は寝て言え〜』

3匹達が威嚇してる

そりゃそうだよね、あたし達人間のせいで自分達が改造されたんだから...


「悪いですけど貴方にこの子達を返すつもりはありません」

「ほぅ、外に出て自分のポケモンにするつもりですか



貴方のしようとしていることも我々ロケット団と同じようなものじゃないですか」


「ふざけんなお前らみたいなダサい奴等と一緒にすんな





...この子達は外に出たら野性に返します」


『『『?!』』』


「逃がす...ですか

悪いですがそれはできませんねぇ 何故なら






そのポケモン達を力ずくで私に返してもらうからです。 ストライク!!!」


『ふぅん、俺の一撃喰らってもまだたってるなんてうぜぇなぁ


今度はもう手加減しねぇぞ?』


「そっか手加減しないかぁ...さーてどうしましょーかね」

そう言っている間にストライクが鎌を振り上げて近づいてくる

頑張って避けるかと思って構えていたら


『どけ! ノロマ!!!!』

あたしとストライクの間にジュプトルが入ってきた

『全く、何考えてやがんだてめぇは!!
無い脳細胞もそこまでくるとおめでたいっつーの!!!』

「ちょ、そこまで言う?!ていうか



...助けてくれたの?」


『ッハ!! 勘違いすんな!

借りを作るのが嫌なだけだ!!!




それより指示をだせ!!!!』


「え、わ、分かった


ジュプトル! ストライクにリーフブレード!!!」


『くらえ!!』

『ッグ! てめぇ...』

やった! 当たった!!

でも相手は飛行,虫タイプだからたいしたダメージは与えれていないな...それなら!!!


「高速移動で相手の背後にまわっておいうち!!」


おいうちは若干威力不足だけど背後からならそれなりにダメージを与える事ができる!!

「避けなさい! ストライク!!!」


『おせぇよ




うらぁ!!!!』

『ぐ!! 俺より速ぇなんて、ありえねぇ!!』


ジュプトルのほうがストライクより素早さが高くかったようで

ストライクは捨て台詞を吐いて目を回した



『もう終ったのかよつまんねぇ』

「まぁそう言わない

カッコよかったよ〜、ジュプトル君〜」


頭を撫でようと傍に寄って褒めたら

『うぜぇキモい』

ひどい、ジュプトル君が反抗期だ...


「酷い!! でも本当にかっこよかったよ〜」

『〜ッ、うるせぇ!寄るな触るな近づくんじゃねぇ!!!!』


「あ!逃げた!!」

ちょっとからかいすぎたかな?

でも本当にかっこよかったんだもん!! 後悔はしていない(←何をだ



ジュプトル君とじゃれている間に研究者らしき男がストライクをボールに戻しながら


「全く役立たずですね...貴方まさか



ポケモンと話せるのですか?」


「誰が役立たずだコラ

ストライクに謝れバカタレ





…だったらなんだっていうんですか?」

「ふむ、興味深い


どうです? ロケット団に入りませんか??」






...は? なんであたしがそんなダサいおかっぱ集団に入らなきゃダメなのさ
マジふざけんなだろ

『おねえさん、顔…(汗』

おっと、また変な顔してたか

ヌマクロー君若干苦笑いしてるよ


とりあえずロケット団には入る気がないので


「丁重に丁重にお断りさせていただきます」


大切な事だから2回言った(笑)

だって本当に嫌なんだもん!


「私は貴方のバトルセンスとそのポケモンと喋れる才能を買っているのですよ?」

「ふざけんなそんな事よりさっさと退かないと力づくで退いてもらいますよ?」

「ほぅ、貴方のようなか弱い女性がどう退けさせるのでしょうkぐふぅ!!



あ〜スッキリした☆

え? 何をしたかって??





ラリアットさ☆


『お前女らしさの欠片もねぇな...』

「失礼な!! か弱い女の子だよ!!!」

『でも普通に男2人ノックアウトしててそれ言うかよ的な』

しらーとした目をしながらあたしに言ってくる

全く失礼な奴らだ!


『...本当はか弱かったりするんじゃないの?(汗』

「そうだよ!! ヌマクロー君の言うとおりだよ!! 実は
か弱いんだよ!」

『ッハ! ねーよ』

「さぁ行こう
 新たな追っ手が来ないうちに(スルー)」


なんか若干ジュプトルが睨んでる気がするけど気にしなーい☆


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