時を超えて-book-
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次の日。
眠いです。ただ、眠い。
こしこし、と目をこすり、ラウンジへ向かう。
「おはよ、柚葉」
「ん…拓真、おはよー…」
「眠いか?もっかい顔洗ってこい」
「んー…」
覚夜 拓真。
彼は、私のSS。
「ねむむむ…」
「柚葉ちゃん…、おはよう」
「かるちゃん、おはよー…」
彼女は、髏々宮 カルタちゃん。
2号室の、青鬼院 蜻蛉さんのSSをしている子。
「はい、お菓子あげる」
「…!柚葉ちゃん…好き…!」
「ふふ、ありがとう」
かるちゃんは、お菓子が好きな模様。
「よし、今日も頑張るぞー」
もぐもぐ、ご飯を食べ、管理人室へ向かう。
セキュリティが正常か、見に行こう。
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