虹の石_
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青春学園の校門の前。
後一歩で学校の敷地内に入るという場所で雪也と不二は立ち止まっていた。
「良いか?くれぐれも無理はするなよ?具合が悪くなったらすぐに連絡しろ」
「うん、ありがとう。でも大丈夫。逃げてばかりはいられないから」
鞄を持つ手が白くなるくらい強く握られているのを見て、不二の頭に手を置いた。
「あまり頑張りすぎるな、ゆっくりで良いから」
「うん…」
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