シリウスだよ!全員集合!

□骨休め
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船長の気まぐれで今日は、みんな一斉の休日。

各々が好き々に過ごしている中、透き通る青空の下、○○は、ハヤテ、トワと一緒に町を散策していた。

眩い光に包まれ、三人は、キャッキャッはしゃぎながら綺麗な町並みを歩いている。



みつはる。さま 作



Rainbow Juice


「うわー!ねぇねぇ、これ見て!これ、かわいい。」

○○がショーウィンドウに飾ってある沢山の動物のぬいぐるみ達を指差している。

「本当、かわいいね。○○さんは、どの動物さんが好き?僕が一つプレゼントさせて。」

「トワ、お前一人ズリぃぞ!お、俺も何か一つ買ってやる!」

「ハヤテさんもトワくんもありがとう。でも、悪いから・・・いいよ。」

「「悪くねぇ(ないよ)」」

ハヤテとトワは、○○の腕を引っ張りながらお店の中に入って行った。

一歩、店の中に入ると動物をモチーフにしたアクセサリーや小物類、洋服等が所狭しと並んでいた。

「あっ、この小物かわいい!あっちのも!」

○○が店内をあっちへフラフラ、こっちへフラフラしながら目に留まった物を一つずつ手に取り、瞳をキラキラさせながら見ていた。

その様子を見ていたハヤテとトワは、顔を見合わせて頷くとそれぞれ、○○が好きそうな物を選びプレゼントをすることにした。

色々な動物のぬいぐるみや小物等のかわいさを満喫した○○が店を出るとハヤテとトワからプレゼントが差し出された。

「○○さん、どうぞ。」

「○○、これ、やる。」

ハヤテとトワからのプレゼントを突き出されて○○は、ビックリした顔で二人の顔を見つめた。

「早く、受け取れ!」

「そうですよ。受け取って下さい。」

「ハヤテさん、トワくん、ありがとう。じゃ、遠慮なく貰うね。」

二人からの思わぬプレゼントに○○は、嬉しくて何度も「ありがとう」と溢した。

プレゼントを抱えた○○を間にハヤテとトワが両脇をガッシリ固めて船へと戻って行く。

三人の背中には、綺麗な夕日に照らされ一際、輝いていた。



end

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