見習い剣士 トワ

□秘密のデート
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心地よい日差しに揺らめく洗濯物。

シーツの影に隠れてトワと○○が仕事の合間にコッソリデート。

「○○さん、次の港では、一緒に行動しようね。」

「うん。約束だよ。でも・・・買出し・・・あるよね。」

「ナギさんにメモもらって僕たちだけで行こうか。」

「そうだね、そうしようか。約束だよ。」

トワと○○が身体を寄せ合い、囁き声で語り合う二人。


みつはる。さま 作



Rainbow Juice


「買出しの後、どこか出掛けられたらいいね。○○さんとゆっくり町を歩いてみたいな。」

「トワくん、私も一緒に歩きたいよ。でも、そういう時に限ってハヤテさんがトワくんを誘いにくるでしょ。」

「ソウシさんだってすぐに○○さんを誘ってくるよ。みんな僕たちを二人っきりにさせてくれないよね。」

「どうしてかな?」

「どうしてだろうね。きっとみんな○○さんと一緒にいたいからかな?」

「そうなのかな?でも、次の港では一緒に行動しようね。はい、指きり。」

○○がトワに向かって小指を差し出すとトワも自然と小指を絡めてヤマト式の約束を交わした。

二人顔を見合わせて微笑みあい、短いデートも終わりを迎えようとしていた。

シーツの向こう側に立ち聞きをしている存在も知らずに・・・。




end

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