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□今日だけだからな!!
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午後2時頃…
ぴーんぽーん
「はい」
ガチャ
「兄ちゃんお届けものでーす」
アントーニョは仕事でいない
そんなところにヴェネチアーノが小さな箱を持って来た
「何だこれ」
わたされた箱をうけとった
「ケーキだよ♪俺とドイツで作ったんだ」
ニッコリと笑って用はそれだけだからと帰っていった
「さてと…
俺も準備するか」
ヴェネチアーノから貰ったケーキを冷蔵庫にしまい滅多に立たないキッチンに立つ
「よしっ」
エプロンをつけて気合いを入れたところで調理開始!!
レシピを開き
のこり後三時間
ディナーは午前の間にベルギーが作りに来てくれたから心配はない
しかしこれは自分で作らなければ…
一時間後
ピー
ガチャ
プスプス〜
「・・・ま、まだ時間はあるっ」
残り二時間

その三十分後
ピー
ガチャ
「見た目は…焦げてないだけマシか・・・(パクっ)
辛っ!!塩と砂糖間違えたっ!」
残り一時間三十分

そのまた一時間後
ピー
ガチャ
「見た目はさっきと一緒…(パクっ)うぅん…ちょっと甘いけど…まぁ大丈夫だろ」
残り三十分

料理を温めて並べて
準備完了

ぴーんぽーん
「ロマ、ただいま♪」
ドアを開けてやり
部屋の中へ通す
「わぁ、すごっ!!さすが」
とベルギーの料理を誉める
スペインは一度部屋ヘ行き楽な格好に着替えて降りて来た
そして二人でベルギーのご飯を食べた
「はぁお腹いっぱいや♪」
「えっと、デザートあるけど、どうするか?」
出すなら今しかない
「ん?たべるで?デザートは別腹や♪」
俺はキッチンへ行きラップをかけてあるお皿と先ほど溶かしたチョコレートをもう一度温めて食卓へと持って行った
「このチュロス、ロマが作ったん?」
心底驚いた顔をしてこちらを見る
それもそうだ
久しぶりにキッチンにたったのだから
「なんでわかるんだよっ///」
「え?だって不格好やか、ぐふっ」
鳩尾に頭突きがクリティカルヒット
「うるせぇ//////じゃぁもう食うな!!」
「いや、食うよ。せっかくのロマの手料理やもん」
満面の笑顔を向けられる
「別にお前の為じゃ・・・有り難く食えよお前の為に作ったんだからな////////」
「え?ロマ?なんて?」
「〜〜〜っ今日だけだからな!!(chu)Feliz Cumplea os Te amo/////」
「Gracias 最高の誕生日や♪」
二人でチュロスを食べて
ケーキは明日の朝にする事にした

                   〜fin~
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