小説
□標的203の「這いつくばらせたくなる」件について
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「クフ、クフフ、クハハハハハハ!!」
そんなこんなしていると、突然骸は高らかに笑い出した。
そして、ゆらりと立ち上がり、クフクフと笑いながら雲雀の方に歩み寄っ来るではないか。
これには流石の雲雀も身の危険を感じ、後ろへと後退していった。
バ○オハ○ードもビックリするほどの気持ち悪さだ。
「クフ、クフフ…、でも、僕は知ってますよ?」
「な、何をだい?」
後ろには壁、前には変態と言う絶対絶命の状態に陥った雲雀。そして尚もジリジリ、ジリジリと変態は迫ってくる始末。
雲雀はこのまま骸の餌食になってしまうのだろうか?!
「雲雀君は、幻術士、この僕を組み敷きたいのでしょう!!クフ!!僕は構いませんよ!!さぁ、騎じょ、げふぁ!!」
「消す!!」
しかし、骸のド変態で勘違い発言に雲雀は怒り狂い、建物を半壊させるほど骸を痛付け、この危機を打開したとさ。
終われ