従然になるままに


小ネタ的なもの



◆更新 


猫に一つ。


所詮人間も本能で行動する生き物。



2009/07/15(Wed) 19:18 

◆スパナと連載夢主 

生き物が死んで冷たくなるのは心臓が止まった事によりエネルギー生成がされなくなったからである。(確か恒常性維持機構が停止してなんたらかんたらだったはず)
でも私はそれだけじゃなくて、きっとその生き物の涙が体の中を駆け巡ってるからあんなにも冷たいんだと思う。
もう動けなくて悲しいよ、淋しいよっていう涙だったり、
大好きな人へありがとうって感謝の気持ちの涙だったり、
とにかくわんわん泣いて目から流れるはずの涙を流せないから体の中に溜って全身に染み込んでいってあんなにも冷たくなるんだと思う。
なんて、仮にも技術者である者がこんな非論理的な事を考えてたら馬鹿にされるな。


「ユウ、何かあった?」

「え?」

「泣いてる」

「あ、れ?」


そんな事をぼんやり考えてたらスパナさんに話し掛けられて、

自分が泣いてる事に気付かされた。


「え、何で?何で私泣いてるんですか?」

「ウチが聞きたい」

「あ、え、み、見ないでください!変な顔ですから見ないでください!」

「ユウはいつも変」


最後のはどういう意味だこの野郎。
そう言ってやりたかったけど、涙が後からボロボロ出てきて止まらないし、そんな私を呆れつつだけどスパナさんはどうした?って頭撫でたりしてあやすから反論出来なくなってしまった。

私に触れるスパナさんの手は温かい。
他の人よりもずっと低い体温だと思うけど生き物としての、スパナさんの暖かみを感じる。
温かい。気持ちいい。くすぐったい。落ち着く。
いろんな感情が胸の中でもやもやとあるけど、それと同時に思ってしまう。


「スパナさんもいつかは冷たくなるんですよね…」


この温もりもいつかは消えて冷たくなってしまうのかと…。
別にスパナさんは只の上司ですよ?私にとってスパナさんは只の手のかかる上司なだけです。
なのに、それなのに、スパナさんがいなくなってしまうのは、悲しくて、どうしようもなく怖い。
私達はマフィアであっていつ死んでもおかしくないし、覚悟もしている。しかもスパナさんは私と違って自らモスカに乗って危険な任務をこなす。

スパナさんが怪我したらどうしよう。
任務に出て行って、このまま、このまま帰って来なかったらどうしようって…。

不安で、苦しくて、いつもいつも帰りを待つのは怖かった。


「ウチもいつかは死ぬよ」


するとスパナさんは一応人間だからと一言付け加えていつもの様に淡々と私に向かって言った。(一応って何ですか、一応って)
ただ、


「でも任務では死なない。ウチのモスカは最強だから」


だから泣くなって言いながら私の涙を拭うスパナさんは嫌になるほど自信満々だった。
何ですか最強って。あなたは小学生ですか。この前の死茎隊との戦闘シミレーションじゃぼろ負けだったじゃないですか。っていうか何処からそんな自信出て来るんですか。
もう何なんですかあなたは。
意味分かんないですよ。
本当に、何で、



「絶対ですよ」

「ウチは老死で死ぬ予定だから間違いない」



その一言だけで解決しちゃう自分が分からなかった。







(よしよし泣かない、泣かない)
(う〜、子ども扱いしないでください!)
(はいはい。分かった、分かった)
(全然分かってないじゃないですか!)



不安も涙も
あなたと魔法でピタリと止まる。



---------------
甘い小説って何?むしろ落ちって何?←


2009/06/22(Mon) 17:32 

◆更新 


スパナ中編に一つ。

猫まんまは東ではご飯に鰹節を混ぜたもの、西では味噌汁にご飯を入れたものの事を言うそうです。私は味噌汁に入れる方でした。
どっちにしろ、人間の食べ物は動物にとって味が濃いし、猫まんまだとたんぱく質足りてないので好ましくないそうです。



2009/06/19(Fri) 02:57 

◆設置&更新 

スパナ中編連載を設置、一つアプ。

隠す物でも無いが、夢でもBLでもなく、ただ私が書きたいからと言う恐ろしいほどの私利私欲小説なので隠してみた。

妄想と言うより想像であり、感情の整理する為のもの。



2009/06/18(Thu) 02:07 

◆この赤い傘の様に、 

今日は隣り町で大きな夏祭りが開かれており、その祭を堪能した俺は今し方綱さん達と別れた所だ。
滅多に来ない土地での祭と言うこともあって、何もかもが新鮮で、とても楽しい一時を過ごすことが出来た。(スパナ兄さんのお土産も無事買えたし)

なのに、


「うわ、降ってきた!」


祭の途中から空に広がっていた薄暗い雲が今になって大粒の涙を流し始めたのだ。
そのせいで家に帰ろうとバス停へ向かっていた俺は雨から逃れるために屋根のある場所へと行き先を変える羽目になってしまった。


「屋根、屋根、あった!」


運良く雨宿り出来そうな場所を見つけた俺は一目散にそこへ駆け込んだ。
ひとまず雨に濡れない場所に辿り着けたのは良いことだけど、気分はこの空と一緒でどんよりと暗い気持ちでいっぱいだった。


(これからどうしよう…)


長兄は仕事があるため迎えを頼むことは出来ない。
もう一人の兄は「面倒臭いから」と俺に林檎飴を頼むぐらい出無精な人だ。頼んでも迎えに来てくれる可能性は限りなく低いだろう。(その前に電話に気付いてくれないな)
周りに傘が売ってるような店も見当たらないし、かと言ってバス停まで走ったとしても少し距離があるので濡れた状態でバスに乗ることになりかねない。(それは他のお客さんに迷惑がかかってしまう)おまけに雨はザーザーと降っていて止む気配もない。
どうしたもんかと俺は泣きやまない空を睨みながら途方に暮れていた。


「良かったらどうぞ」

「え?」


すると、一人の女性に声を掛けられた。
いきなりのことだったので俺は驚いて(変な声じゃなかったか?!)しまったのだが、彼女はそれを気にする訳でもなくにこりと笑うと差していた傘を折り畳んで俺に渡しながらもう一度同じことを、今度は俺にも分かる様にと、丁寧に話してくれた。


「良かったらこの傘使ってください。私の家すぐそこなんで」

「え!?あ、でも!」

「それじゃ」

「あ、ちょっと待っ!」


受け取らない俺へと半ば強引に傘を渡すとその女性は雨の中走っていってしまった。
止めようと声を掛けようとしたが、それも間に合わない(間に合わせない)ほど彼女は颯爽と走りさってしまったのだ。(しかも結構足速い)


「行っちゃった…」


名前も、連絡先も聞けず、ただ茫然とその走り去っていく背中を見つめることしか出来なかったけど、



「綺麗に、笑う人だった…」




あの優しい笑顔に心を奪われたのは間違ないと頬に熱が集まるのを感じながら俺はそう思った。









(って言うことがあったんです)
(世間一般に聞くシチュエーションと真逆だと思うのはウチだけ?)
(家が近くってことはあそこに行けば会えるんでしょうかね?)
(全くもってランボの耳には届いてないみたいッスね)
(雨で頭冷やした方が良かったんじゃない?)



僕は貴女で染まった



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キノコ携帯のCMを見たら思いついた。三兄弟設定なんで傘貸してくれたのはもちろんスバルちゃんですよ!初めての出合いこれでも良かったな。
男前スバルちゃんに乙女ランボ萌え!←

(色々文書がおかしかったので修正してみたけどもそんな変わらないと言う。残念orz)



2009/06/15(Mon) 08:07 

◆最遊記外伝ネタ 

血の匂いは濃くなるばかりだった。



















ギォオオオ!!


「アマテラス様!奴等は数を増やす一方です!」

「あ、アマテラス様!お早く!早くあの化け物を滅してくださいませ!」


前方に群がる異形の命たち。
四肢を振りかざし、叫び声をあげて破壊の限りを尽くすそれらは確かに害以外の何ものでもない。
だけど私には、


「アマテラス様!貴女様しかおられないのです!」


ただ生きたいと泣いている様にしか見えなかった。


「……すまない」


謝罪の言葉と伴にスルリと愛刀を引き抜いた。
ザワザワと心が騒ぎ泣く。
その一方でゾクゾクと背中に快楽に似た感情が駆け巡っているから質が悪い。
所詮私も異形の者。
どんなにこの立場を憂い嘆こうとも、この闘いに歓喜し、高ぶっているのだから救いようがない。



「すまない、私の存在意義の為に死んでくれ」



何とも自分勝手な理由だと地を蹴り上げながら私は思った。














闘いの中で存在を確認し、喜ぶ私が一番罪深く、異端だ。




2009/05/22(Fri) 18:32 

◆スカートが捲れたら? 三兄弟3 

【犬の場合】


「スバルその格好で外行くんスか?」

「え?はい、そのつもりですけど。おかしいですか?」

「いや、そんなことないッスよ。そのスカートすっごく似合ってるッス。似合ってるんスけど…」

「けど?」

「風結構強いッスよ?その格好じゃ寒くないッスか?」

「あー、確かにそうですね。でも大丈夫です。寒かったら気合いでなんとかしますから」

「気合い?!そんなの駄目ッス!風邪ひいたらどうするんスか!」

「そんなアッシュさん大袈裟ですよ…」

「いいや!スバルは風邪を甘く見過ぎッス!その油断が命取りになるんスよ!」

「い、命って…」

「そもそも女の子がお腹冷やしちゃ駄目ッス!やっぱりズボンに履き替えてくるッス!」

「で、でも…」

「返事は!」

「は、はい、着替えてきます…」




(あれ、アンタまだいたの?)
(…うん、スパナ達も大変だね)
(は?)

----------------
犬の場合、先ずそんな風邪の強い日にスカートを履かせない。
犬うぜぇwww
でもそんなウザい犬が大好きです。(黙れ)


2009/05/15(Fri) 22:39 

◆ヒロインのスカートが捲れたらどうなる 三兄弟2 

【牛の場合】


ビュー!(※風)


「わっ、と」

「わぁああ!?」

「あ、ごめ「見てませんよ!俺は何も見てません!えぇ!何も見てませんとも!そんなシンプルな白だけどさり気なくフリルをあしらう事で女の子らしさを演出しそれがスバルさんの可憐さと可愛らしさを表してる様でとっても似合ってますよだなんて思ってもいませんから!」

「…ランボ君、きらい」

「俺の馬鹿ぁああ!」



(わぁああん!ごめんなさい見ました!見ちゃいましたけど嫌わないでくださーい!)


----------------
牛の場合、細部までバッチリ目に焼き付ける。←
この後、3日間ぐらいヒロインは口利いてくれないと思う。3日なのはランボがあんまりにも可哀相だから許してあげたんだよ。畜生可愛い。
ランボが変態で満足です。←


2009/05/15(Fri) 10:03 

◆ヒロインのスカートが捲れたらどうなる 三兄弟 

【工具の場合】


ビュー!!(※風の音)


「わっ、スカートが!」

「そんなヒラヒラしたもの着てくるから」

「…スパナのえっち」


「はぁ?」



(スパナ、そんな嫌そうな顔されると私だって傷付くんだよ?)
(じゃあ、変なこと言うな)


----------------
スパナの場合は全否定。
は?コイツ何言ってやがんだ。ってぐらいに顔を歪めて嫌そうな顔してればいい。
なんて奴だwww

友達のスカートが昨日風で捲れたのでネタにしてみた。←


2009/05/15(Fri) 09:28 

◆タ●スにごんのCMで三兄弟 


TV『う〜さぎさん、くまさん、ねこさん〜♪』


「兎、熊、猫…」


ア「あ!こら、スパナ!つまみ食いは駄目ッスよ!」

酢「つまみ食いじゃないし。味見だし」

ラ「兄さん、もう少しですから我慢してください」



「…と〜かげさん、うしさん、いぬさん〜♪」


ア酢ラ「「「待て(ください)」」」




(作ったら絶対に売れるよ!!)
(…そんな笑顔で言わないでくださいよ)
(アンタってちょいちょい失礼だよね)
(その前にオレは犬じゃねぇッス)


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この三人があのCMみたいに腰振ってたら馬鹿売れだと思うし、鼻血出る。
もし販売されたら全種買ってCMをDVDで録画します。←


2009/04/25(Sat) 12:09 

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