従然になるままに
小ネタ的なもの
◆歪ンダ先ニ君ヲ見ル
変わらないものが欲しかった。
花でも、指輪でも、何でもいいから"変わらない確かなもの"が欲しかった。
それを彼に伝えたら彼はにこりと優しく笑って言った。
「じゃあ、キミに新しい世界をあげるよ」
「白蘭…」
「もうちょっと待っててね。あと少しで出来るからね」
あの日から白蘭は変わってしまった。
新しい世界を作るために、彼は世界を変えていった。その中で邪魔になるものを全て壊していった。
"変わるもののない"新しい世界を作るためにと、彼は全てのものを無に返し、奪っていった。
「新しい世界には僕とキミ以外はいらないよ。キミも僕も変わらずに、ずっと、ずっと一緒にいるんだから」
そう言って無邪気に、とても嬉しそうに笑う白蘭は汚れを知らない子供のようで、
そして、
恐ろしい怪物に見えた。
「ねぇ、キミは幸せ?僕は幸せだよ。だってもうすぐ大好きなキミだけの世界が出来るんだもん。ずっと、ずっと、変わることのない世界」
彼は変わってしまった。
否、私の何気ない一言で彼を変えてしまったんだ。
怖かった。
彼が異質なものに変わっていくのが恐ろしかった。
でも後悔したってもう遅い。
もう直せないほど彼は歪んでしまった。
(ねぇ、白蘭)
「キミがいれば僕は何も変わらない」
(私がいると貴方は変わってしまうよ…)
白蘭はあの日のように優しく笑うけど、その目は狂喜に満ち溢れていた。
(愛し方も変わってしまうの?)
変わらないものなんてない
----------------
意味が分かりません。←
2009/04/24(Fri) 09:26
◆死ネタ?
ぽたりと顔に雫が落ちた。
否、落ちた気がした。
感覚を司る部分がイカれた様でそれが何んだったのか俺には分からなかった。
もしかしたら本当は何も落ちていないのかもしれない。
でも、その何かは確かに俺の顔に落ちたんだと俺は漠然的にそう思った。
ぽたり
ほら、
ぽたり、ぽたり、
ほら、また落ちてきた。
鬱陶しかった。
いい加減にしろと怒鳴り散らしてやりたかった。
だけど思うばかりで俺は何も言えなかった。
まるで声の出し方を忘れてしまったかの様に、口を動かしてもそこから音を出すことが出来なかった。
(…泣くなぁ)
泣いてる暇があったら此処から離れろ。
此処にいるのなら闘え。
一人でも多くの敵を薙払え。
俺に構うな。
面倒掛けさせんな。
泣くな。泣きやめ。
言いたいことは山程あるのにどれもこれも喉に突っ掛かっていて出てきやしない。
「…わら、えぇ」
唯一出た言葉も余計に雫を増やすだけに終わってしまった。
(…何でお前は泣くんだぁ)
キミを泣かせたかった訳じゃない。
-----------------
誰が書きたかったのか何が書きたかったのかも分からない。←
でも作戦隊長殿ぽい気はする(何それ)
2009/04/18(Sat) 00:02
◆スパナと連載ヒロイン その2
「ユウ、これやっ…まだいないんだっけ」
これで何度目だろうかとウチは溜め息を吐いた。
ユウがイタリアに旅立って四日が過ぎた。最初は、たかが一週間だしなんとかなるだろうと軽い気持ちで考えていた。が、
ユウがいなくなって二日後にはその考えが甘かったと思い知らさることになった。
未処理の書類で山積みになっていく部屋。まとめきれず増えていくだけの必要なのかもういらないのか分からないデータたち。最近ではその処理に追われてモスカのメンテさえできなくなってきた。
(正一に言って仕事の期限伸ばしてもらおう)
カタカタと忙しなく指を動かしながらウチは怒鳴られることを覚悟した。(きっと怒った後正一はお腹痛いって言うんだろな)
実際問題ウチにとってユウの存在はとても大きい。
緑茶を煎れてくれるのはもちろんのこと、頼んだ書類は(文句を言いながらも)きちんと処理してくれるし、ユウのまとめたデータはとても見やすく分かりやすい。おまけにモスカのメンテも細かい所までやってくれる。
ユウは技術者として自分は全然ダメだと嘆いていたけど、実際はウチを補佐できるほどの実力は十分に持っているのだ。その証拠に今ウチはユウがいなくて大変な思いをしている。(たまに失敗するけど)
「……」
「あぁ、ミニモスカ。ありがとう」
そんなことを考えているとユウが自分の代りにと置いていった小さなモスカ、ミニモスカが緑茶の入った湯飲みをお盆に乗せて持ってきてくれた。お盆に乗せて運ぶ姿はまるで雑誌で読んだ日本のお茶運び人形の様だとウチは初めてミニモスカが運んできた時に思った。
お盆に乗っている湯飲みを手に取り緑茶の良い香りを堪能した後ウチはコクリと一口飲んだ。
(やっぱり違う)
実はユウがいなくなって思い知らされたことがもう一つある。
それはユウの煎れた緑茶は格別に美味しいということ。
ミニモスカが煎れたお茶も確かに美味しい。でもいつも飲むお茶、ユウの煎れたお茶と比べると味の深みがないというか、何か違う感じがして物足りなかった。それはウチが自分で煎れても同じで、何処か満たされなかった。
物足りないと言えば、このやけに静かな部屋もそうだ。いつもと変わらない部屋なのに何かが足りなく、とてもつまらなくて、落ち着かない。
それが何であって、何が足りなくて、どうして今起こっているのかはウチには分からない。
分からないけど、
「ユウが帰ってきたら分かるかなミニモスカ?」
「……」
ユウが帰ってきたら何か分かるような気がした。
ウチが尋ねるとユウに同意した時のようにモスカは目をピカリと光らせた。
(早く帰ってこればいいのに)
そして僕に答えを教えてよ
-------------
でもユウちゃんが帰ってきたら溜りに溜った仕事の処理で思ってたこと忘れると思う。←
恋愛感情なのかは不明とかほざいてみる。そしてやっぱり残念クオリティ…。orz
2009/04/12(Sun) 01:26
◆スパナと連載ヒロイン
「明日から一週間ほどイタリアに戻るんで休みます」
ガシャーン!!
ユウの急過ぎる一言に思わず持っていた機材を落としてしまった。(あ、ヘコんだ)
は?何それ?ウチ全く聞いてないんだけど?
「…聞いてない」
「だって一昨日ぐらいに白蘭さんからイタリアにちょっと戻ってきてって言われたんですもん」
(マシュマロ星人め…)
今頃白蘭はニコニコと嫌味ったらしく笑っているのだろう。そう考えるとイライラして気分が悪くなった。
ウチに対する嫌がらせか、はたまた唯の気紛れか分からないけどとりあえず迷惑極まりないことこの上ない。
ウチにはユウが必要不可欠だ。
なのに明日からいないなんて考えられない。っていうか考えたくない。だって、
「明日からの緑茶はどうするんだ!?」
「一回地獄に墜ちてきてくださいよスパナさん」
焦るウチに向かってユウは冷たい目で物騒なことを言った。(ウチ、アンタの上司なんだけど)
ユウは分かってないんだ。ウチにとって緑茶を飲めないのは死活問題。モスカにとって死ぬ気の炎が無いと動けないのと同じ様にウチには緑茶が必要なんだ。仕事中に緑茶を飲むから集中出来る訳で、仕事の終わりに緑茶を飲むから疲れた体も癒され明日も頑張ろうと思える訳で…、とにかくウチには緑茶が必要で、その緑茶を煎れてくれるユウが必要なんだ!!
「はぁ、緑茶ならこの子が煎れてくれますから大丈夫です」
そんなウチに飽きれたのか、溜め息を吐いて言うとユウの横からモスカが現われた。
ただそのモスカはウチの作るモスカたちよりも一回りも二回りも小さなモスカだった。
「…小さい、モスカ?」
「ユウさん自信作のミニモスカです。急ピッチで作ったんでお茶煎れるのと雑用ぐらいしか出来ないですけど、私がいない間ミニモスカがスパナさんの助手をしてくれます」
ね?と笑って尋ねたユウの言葉に同意したようにその小さなモスカは目をピカリと光らせた。
そういえば一昨日辺りからコソコソと何か隠れて作っていたような気がする。(まさかコイツを作ってたとは思わなかったけど)
きっとユウのことだからろくに寝もしないで作ったんだろう。イタリアに行く準備とか、ウチが頼んだ仕事をしながら、丁寧に、そして自分の代りにと、このモスカを作ったんだろう。ウチはミニモスカを自慢げに紹介するユウを見ながらそう思った。
「ユウって馬鹿だよね」
「はぁ?!」
「馬鹿」
「ちょ、いきなり何なんですか?!そんな酷いこと言う人にはあげません!!」
この騒がしい助手がいなくなるのは少し淋しいかもしれないとウチは思った。
(ユウにしてはよく出来てる)
(もう!!どうしていつも捻くれた言い方しか出来ないんですか!!)
(さぁ?でもウチ嬉しい。ありがとう、ユウ)
(?!〜〜ッ、そんなの卑怯です!!)
(アンタはウチにどうして欲しいんだ)
馬鹿なキミと馬鹿騒ぎ出来ないのはきっと淋しい
---------------
アニリボのミニモスカ誕生秘話を書くつもりだったのに、製作者がスパナからヒロインに変わってしまった。だって愛しいそうにミニモスカを磨いてたのはきっとユウちゃんにもらったからなんだと思うから!!←
本編進めずに何やってんでしょうね私。(分かってるなら進めろ)
しかし文が絶望的におかしい。
2009/04/11(Sat) 23:05
◆二男とエイプリル
※ヒロイン、スバルで固定
「スパナ、私スパナが大好きだよ」
「ウチもアンタのこと愛してる」
「本当?」
「うん、アンタの作る味噌汁毎日飲みたいから結婚して」
「嬉しい!!じゃあ、結婚式はどうする?」
「ウェディングドレスのアンタも捨て難いけど、ウチとしては着物を着て欲しい」
「スパナの為だったら何でもするよ」
「スバル…」
「スパナ…」
「真顔でそういう嘘を吐きあうのは止めるッス」
(嘘だって分かってるのに凄く悲しかった。我慢だ俺!!)
「やるねスパナ」
「アンタもね」
--------------
この日のスバルとスパナはありがとうの付属で愛してるとか好きとか言い合ってればいいよ。(醤油取ってくれてありがとう、愛してる。とか)
親友っていうより、悪友。というよりアホの子たち。(おい)
最後は絶対ガッチリ握手してますよこの子ら。
あー、アホの子万歳。←
2009/04/02(Thu) 08:27
◆うろ覚えのスー●ーカップのCMでランスバ
酢「二人の気持ちをスー●ーカップで表します。はい(棒読み)」
カタカタ、チュッ
ラ「え、ぇえええ?!」
酢「ラブラブですね(グッ!!)」
ラ「ににににに兄さん!!」
「ランボ君…」
ラ「いや、あの、これはですね!!その…」
「凄いね!!アイスが勝手に動いたよ!!」
ラ「…」
酢「駄目だこりゃ」
----------------
あのKYな女の子はスパナが乗り移ったに違いない。←
そして、スバルちゃんは目を輝かせてアイスを見てるといい。
ランボがとても可哀相だけど満足です。(おい)
2009/03/24(Tue) 20:43
◆秘密ページ更新
裏青春交響曲に1つ。
きゃいきゃい騒いでる幼い双子が好きです。
2009/03/22(Sun) 15:55
◆標的232ネタ
今日のジャンプのリボーンより妄想した物です。ネタバレOKと言う方だけ下へどうぞ。
「今度の戦いは綱吉君達だけの戦いではない。僕ら技術屋の戦いでもあるんだ!!」
(僕ら…)
そう熱く語る入江隊長の言葉が何度も頭の中で木霊した。
私も一応技術者だ。
だけど、入江隊長やジャンニーニさん、スパナさんと比べたらずっとずっと下で次元が全く違う。(比べる事自体有り得ないか)
天と地の差。月とスッポン。
埋めることの出来ない溝はとても深くて、大きい。
彼等の足元にも及ばない私に出来ることなんてあるのだろうか?
"僕ら"の中に入れない私は彼等と、スパナさんと一緒にいて良いのだろうか?
そう考えたらズキリと鈍い痛みが走った。
「ユウ、今から修復データそっちに送るから確認して。あと嵐モグラの準備」
「へぁ?」
不安と疑念で押し潰されそうになっていると、スパナさんはいきなり私に仕事を振ってきた。
鬱々している中で急に言い渡されたものだから変な声で返事をしてしまったけど、スパナさんはパソコンから視線を外さずに私へと指示を出した。
「変な声出すな。話聞いてただろ?時間が無い。急いでやって」
「え、あ、でも、私」
「アンタはウチの助手だろ」
タンっ!と軽快な音を立ててキーボードを叩くと、スパナさんは私の方に振り返りそう言い放った。
スパナさんは当然といった顔をして私に言うもんだから、
「は、はい!!」
私は堪らなく嬉しくて、頬が緩むのを抑えられなかった。
走った痛みは心地よい温もりに変わった。
(スパナさん多すぎじゃないですか?!)
(アンタいつもそれ言うよね)
(あ、僕のもチェックしてくれるかい?あと、このデータをバックアップして、それから…)
(正一は頼んじゃダメ。ユウはウチの助手だから)
(何でだよ!!)
(っていうか二人とも私の意思は無視ですか?!)
私は貴方の隣りにいて良いんですね。
-----------------
私にはこんな会話が見えた。
てへ☆←
今日のリボーンはスパナがとてもけしからんかったです。
萌えー!!
ユウちゃんはある短編の子です。さぁ、連載、連載。←
2009/03/09(Mon) 22:07
◆真っ黒で非道な白蘭
よくさ、人の食べてる物とか持ってる物を欲しがる人っているでしょ?
僕もそうなんだ。
例え自分が同じ物を持ってたとしても、他人の物の方がすんごく良い物に見えんの。
それが、自分の持って無い物だったら尚更。もう、何がなんでも手に入れてやるぞーって気になるんだ。
でも、いざ欲しかった物が手元に来ると、それはただのガラクタに変わって、どうでもよくなるんだ。
不思議だよね?
あんなに欲しい、欲しい、って思ってた物なのにさ。
まぁ、とりあえず苦労して手に入れた物もあるからそれで遊んでみるんだけど、途中でつまんなくなって飽きちゃうんだ。やっぱりガラクタはガラクタのままみたい。
そんなガラクタをキミはいつまでも取って置く?
僕は捨てるよ。だっていらないもん。
ゴミを取って置いても邪魔なだけだし、部屋が汚くなるでしょ?
それと一緒。ゴミはゴミ箱へ捨てなきゃ。
キミもね、最初は凄く良かったんだけど、正直今はもう目障りでしかないんだー。
ん?何でもするから助けて欲しいって?
うわぁ、命乞いしちゃうんだ。醜いねぇ。そこまでしてして助かりたい?ハハッ!!傑作だよ。
何でも、って言ったよね?
じゃあ…、
キミの心臓、頂戴?
【ないものねだり】
(次は世界が欲しいなー、なんてね)
壊すために求め
求めるために壊す
------------------
白蘭には是非素手で相手の心臓を掴み出して欲しいです。←
shortに置くか迷ったけど、夢か?って感じなんでSSに。結構気に入ってたりします。
病んでるな私www
2009/03/07(Sat) 11:51
◆三兄弟の(意外な一面)メモ
※ネタバレとまでは言わないが、これからネタにするかもしれない。そしてとてつもなく願望の塊。
それでもOKと言う方は下へ。
アッシュ(長男)
・感情が高ぶると相手を抱き締める癖がある。
・淋しがり屋(仲間外れにされると狼形態になってふてくされる)
・一回落ち込むと面倒臭い(人型で隅っこで体育座りして落ち込むから)
・疲れが溜まると寝ぼけたり、変な事を言ったり、やったりする。(スバルを口説きだしたり、"焼きタラコのバラードもありッスかね"とか呟いたり)
・作曲とかしてる時は眼鏡をかけて、何か色っぽいオーラを出してるといい。
・寝る時は上半身裸で!!←
スパナ(二男)
・超自由人だけど結構周りを見ている。
・兄弟の中で一番食べる。
・ザル(か人並み)
・スバルと行動を共にすることが一番多い(家から出ないし、一緒にいると色んな意味で楽しいから)
・兄弟の中で一番スバルを気に入っている。(色んな意味で)
・料理はできる(だけど滅多にしない)
・風呂が長い
ランボ(三男)
・頑固(こだわりが強い)
・ヘタレだけど行動力はある(決心するとすぐ行動みたいな)
・マダムキラー
・不器用(包丁で指切ってスバルに手当てしてもらうといい)
・文系(数学とかスパナに泣き付けばいい)
・マジ泣き・ヘコみするとアッシュにベッタリで喋らなくなる(と可愛いと思う)
-----------------
焼きタラコのバラードってどんな曲www
あっす君が一番考えてて楽しかった。そして気持ち悪いほどの願望祭www
でも、良いんだ。
自給自足自己満小説だから!!←
いつ、更新できるか分かりませんけど…。orz
2009/02/15(Sun) 23:54
次の10件→
←前の10件
[TOPへ]
[カスタマイズ]