忘
□嫉妬
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「ふ〜く〜ちょ〜!!」
バンッ
「ウオッ
村上!勝手に入るな
」
「そんな細かいとこ
気にするな!!
それより,私ってどこの隊に着くんですか?」
「...明日決める」
「え〜!!今決めてよ!!」
「とにかく明日まで待て
」
「もー!すぐキレるんだから」
「誰のせいだよッ?!」
「さあ♪」
「テメェのせいだッ!!
」
「あ,副長
山崎知りません?」
「無視かコラ!
...山崎は今日は非番だ」
「そうですか
じゃあ探そうかな」
優希は立ち上がった
が,
床に転がってた筆に
足が滑った
「!?キャッ...」
ポスッ
「…ッ…痛くない?」
「お前危なっかしい」
上から声が聞こえた
「わッ
副長//」
「助けたんだから礼ぐらい言えよ」
「ぇ...?」
今の状況は...
転けた優希を
後ろから抱き締める形で
助けた土方が居たのだ
「す,すいませぇぇん//」
優希は部屋を飛び出した
「...何でこんなに心臓が
速ぇんだよ?」
顔が真っ赤な事に
気付かない土方であった
.