starry☆sky あの星空の下で〜春〜【夢小説】

□序章
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3月19日。

星月学園の入学式があと1ヶ月でという日にちが迫っているそんなとき。

一人の少女。

星月学園に春から入ることになるだろうという少女が門の前にいた。

一年前に、女の子が一人入ってきたのだから、その少女でこの学園は二人目になる。

星月学園。

星のことが学べる学校。

もともと男子校だったのが、最近になって共学になった。

でも専門すぎて、まだ入った女は一人だけ。

今年は、この少女以外に入る女はいない。

だからこの少女で2人目の女が入ることになる。

『大丈夫かなぁ…私。』

少女は学園の門の前でため息をつく。

もちろんこの少女以外に誰もいないので答えるのはだれもいない。

星は嫌いじゃない。

どちらかといえば好きなほうだ。

だが専門的に学ぶというのは彼女にとっては
少し抵抗する事があった。

『…まさか合格するとは思わなかったなぁ…』

合格しなかったとしても、お母さんに迷惑をかけるだけだ。

合格しなかったら私立に行くのだから。

それはそれで受かってよかったのかと思う

『…そういえば、一年前に一人だけ女の人が入ってきたんだよね…どんな人なんだろ』

少女____雫は不安を抱きながら、この門の前を去ろうとした。
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