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□告白 シチュ1
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夕食の後コンラッドがいなくなった一瞬の間にギュンターは地球の話をしてほしいと執務室にレンコーされたためもうこんなに遅い時間になってしまった。


普段なら横でほえている小型犬ヴォルフも今日はビーレフェルト領み帰ってていなかったのだ。
「あぁ、陛下。もうこんな時間になってしまいましたね。ハッ!陛下と夜、こんな時間に2人きり。。。ブシュッ」
「ギュンター……。お、俺もう自分の部屋戻るね。また明日。」


俺はつゆだく王佐を残して部屋から出た。
だってギュン汁を前に対処の仕方なんてわからないだろ?

「ふわぁ〜」
大きな欠伸をしながら一人廊下を歩く。
先に風呂入っててよかったなぁ

普段にぎやかな血盟城も今は静まりかえっていて、やけに自分の足音が響いている気がする


コンラッドは今何をしているんだろう   



彼の隊は長期の任務のため明日城を出るらしい、この間聞いた。
やっぱ準備とかしてんのかな、、

はぁ、明日からロードワークもキャッチボールも1人かぁ  


あっ、学ラン忘れた。

まぁ、朝にでも取りにいけばいっか。
汁の餌食は勘弁だけどな、、ははははー


「あれっ」

いつの間に、、、
気がつくともんのすごく見覚えのある部屋の近くに来ていた。

俺、無意識にこんなとこまで歩いたのか??


馬鹿だなぁ

帰ろ。


「……。」

後ろを向いたものの、足は動かさない。

しばらく会えない分いつもより一緒にいたい…と思うわがままな自分がいるからだ。


今行ったら迷惑かな、

迷惑だよな、


明日に備えてーとかでもう寝てるかもしれないし、

いや、でもそれはないか。
ドアの下のほうにできた隙間から光漏れてるし、、

じゃあ別に、、

ダメダメダメ。

夜遅くに人を訪ねるのはただでさえ迷惑行為の代表みたいなもんなんだから。


でもさっ、、ちょっとしゃべってとっとと帰っちゃえば、、、、

えぇえーい、ちゃんと考えろ渋谷有利原宿不利!!


 俺何やってんだろ。
一人他人の部屋の前でうろうろするなんて只の不審者じゃん。



「ユーリですか?」

扉の向こうから部屋の主の声がした。
どうやら気付かれたらしい。
うーん、ばれちゃったしいっか。

「うん、そう、、」
「どうぞ、中に入ってください。」
「あっ、おじゃましまーす。」
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