森山と一緒に♪
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01 ある日の海常メンバーの放課後
「よーし、今日もやるぞ。"あれ"を」
森山先輩が着替え終わって言った
「・・・・また、やるんスか?」
そう、あれとは"ナンパ"だ森山先輩も懲りないっスね・・・・
「よぉーし!森山さん!お(れ)は、ついていきます!」
「笠松はどうする?」
「おっ俺は行かないからな!」
「でも、ついていくだろ?」
「・・・・・ついていくだけだからな!」
笠松先輩はいつも通り釘を刺す
小堀先輩は森山先輩を善人にしたいらしい。
「黄瀬は絶対にこいよ、お前がいないとダメなんだ」
それって、どういうことっスか・・・
体育会系の性があるのであえて言わない
「じゃあ、全員着替えたら出発だ!」
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「おーおー、今日も賑わってるな」
「「・・・・・ハァ」」
俺もう帰りたいと思う・・・・が笠松先輩が睨んでくる
「今日は俺から行くとしよう」
「うおぉぉぉ!森山さん!頑張ってください!」
「「「ハッ!?」」」
1番不安な人が一番手なんて、
「大丈夫なのか・・・・森山」
「大丈夫だ、何故なら黄瀬に習った通りにやるからな」
「本当に大丈夫なんスか」
と言ってもきっと失敗するだろう
「じゃあ、行ってくる。成功を祈っててくれ」
そして、森山先輩は人混みのなかに消えていった