森山と一緒に♪
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05 彼女のいるところ
自分の発言でちょっと空気が重くなった気がする
「改めて、もっもう一度聞くっスよ?」
『はっはい』
「紗和さんは、誠凛高校に通ってるんスよね・・・?」
『そうですけど、なっなにか問題があったのですか?』
ガタンっと突然黄瀬くんが立ち上がった
「あるっていいより大ありっスよ!」
「まさか紗和ちゃんが誠凛だったとは・・・・」
なんだか、森山先輩が落ち込んでいるような気がする
『だっ大丈夫ですか?』
「あぁ、大丈夫だ。それより、部活とかは何してるんだ?」
『えっと、部活は男子バスケのマネージャーを・・・・』
「「「「ハイ!?」」」」
『ひぃっ!』
また驚かれた。
「ってことは一度あってるのか・・・・?」
『多分・・・・あれ?っことはバスケ部の方なんですか?』
「そうだよ。そして、みんなレギュラーだよ」
・・・・レギュラー陣がナンパとか何してるんですかとか言いたいが言わない
「すごいっすよ!森山さんすごいっす!」
「これじゃあ、本当に運命じゃないっスか・・・」
でも・・・胸の奥がキュッっとした。
なんだろう。これは
それから、たワイのない話をして時間が過ぎていった