真選組と私 〜土方十四郎〜

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はぁ〜〜〜〜

大きなため息をつく朝香

何でため息なんかしてるかって?

それは・・・

〜〜10分前のこと〜〜

「朝香。タバコとマヨ買ってこい」

『ええっ!?何でですか』

「それが仕事だ」

『そんな仕事・・・』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

土方さんのバカァ!

仕事って言われると断れなくなってしまう

渋々買いに行った。

『ああ、もう・・・こんなのパシリじゃん』

あれこれ愚痴を言いながらも

しっかりと仕事をこなした朝香


『はい!買ってきましたよ!』

「何イライラしてんだよ」

『それは土方さんのせいでしょ』

「俺がか?」

(コイツ〜わかってていってやがる。ならば…)

『私パシリみたいなお仕事(てかパシリ)
しっかりこなしてきたんですよ・・・副長から
ご褒美ほしいなぁ』

「はあ!?…なに言ってんだ!?」

土方さんの頬が一気に赤くなるのを見て
もっとイジメたくなって・・・

『私のこと褒めてください。』

戸惑って耳まで赤い土方さんを見たら満足したので

『やっぱり大丈夫です。』
と言おうとしたら

「いつもありがとう。お前には感謝してる。」

『え・・・』

一瞬の出来事に驚いてフリーズしてる私に

「・・・ほ、ほら言ってやったんだからもういいだろ」

『、、はい。』

きゃあああああ!

何あの人!?

不覚にもドキドキしちゃったじゃん!!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(まさか土方さんがあんな風に言うとはなぁ、しかも二人して顔真っ赤でしたぜ)
(総悟!!見てたの!?)
(しっかりと見てましたぜ)
 

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