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□Fell in love the moment
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それは、一瞬の出来事だったんだ。




あの日、クロッカスで出会った彼女に‥‥



俺は恋をした。





Fell in love the moment
〜恋におちた瞬間〜



(負けちゃったんだ‥‥)

さっきの試合、良いところまでいったんだけどな‥‥。

(あ、泣いてる‥‥)

負けた悔しさからか、彼女は顔を手で押さえて震えていた。


‥‥そっちに、行きたい。


ふと、そんな想いが頭をよぎった。
けど、俺はそんな事できない。

彼女ーールーシィには、ナツさんがいる。

きっと、そのうち‥‥‥‥

(あ、ナツさん)

ナツさんが、ルーシィの元へ歩いている。
そして、ルーシィの手を取ると、彼女はナツさんに何かを言っている。

ほら、つい最近会ったばかりの俺の出る幕なんか、無い。

「はぁ〜‥‥」
「ため息なんて、らしくないな」
「ローグ‥‥」

確かに完全無敵の俺がため息なんて、らしくなかったかもしれない。

「どうしたんだ?」

ローグに、相談してみようか。

「‥‥手に入れたいものがあって、でもそれには先約が居たとしたら、どうする?」

なんか、恋してるなんて知られたくなくて。
かなり遠い言い回しになってしまった。
まぁ、けど、あながち間違ってはいないはずだ。

ローグは俺の言葉を聞くと、一瞬驚いたように目を見開き、すぐにいつもの瞳に戻った。

「‥‥俺なら、無理矢理にでも手に入れる。オマエもだろ?」

無理矢理、か。
確かにそういう手もあるな。
いつもなら、そうしてるしな。

「それもそうだな」


ローグに後押し(?)されて、俺は決めた。
ナツさんなんて関係ない。


ルーシィの、側にいたい。



ーーーーーーーーー

ちなみに、タイトルの英語は合ってるかわかりません(^0^;)

スティングには、クロッカスでナツに会ったときに、一目惚れしてほしいと思う、管理人です。

てか、スティングが偽物でスイマセンorz
これからも、こんなスティング君です(^_^;)
 
 
 
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