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□大魔闘演舞のある夜‥‥
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「はぁ‥‥疲れた‥‥」


予選を無事通過したあたしたち。

まさかまさかの8位スタートでビックリしたな〜。

気分転換にもと、今散歩中のルーシィです!


「って、誰に自己紹介してんのよ〜」



「あ‥‥お前‥‥」


ん?

どっかで聞いたことのある声。


そう、確か“剣咬の虎(セイバートゥース)”のーーー。


「ナツと絡んでた人!」

「どういう覚え方だよ‥‥。それ‥‥」

「だって、名前知らないし」

「スティング・ユークリフだ。覚えておけよ」

「ふーん。あたし、ルーシィ・ハートフィリア」

「ルーシィ‥‥ねぇ。ルーシィってナツさんの、彼女?」


なななななななに言ってんの?????


「アハハハッ、顔真っ赤!」

「アンタがいきなり変なこと言うからでしょー!!」


「この声‥‥、ルーシィさん?」


「あ、ヒビキ!」


振り返ると、ヒビキが居た。


「やぁ、久しぶりだね」

「本当だね〜。七年ぶり?だっけ。私にとっては1〜2ヶ月ぶりだけど」

「うん。‥‥君は“剣咬の虎(セイバートゥース)”の‥‥」


あたしへ向けた顔と違い、怪訝な顔をスティングに向けるヒビキ。


「やぁ、どうも。ヒビキさん?」

 
な、何この空気?

2人の間には不穏な空気がたちこめてる。

まるで、ナツとグレイのケンカ冷静ver.みたい‥‥!

空気を変えないと!


「あの〜お2人さん? 何でこんなところに?」

「「!!」」


??

なぜか焦りだした2人。


「いやね、散歩?」

「どーだっていいだろ」


「ふーん」


ゴーンゴーンゴーン…………。


「あ! もうこんな時間! 2人ともバイバイ!」


明日は本戦だし、早く寝なきゃ!!





ーendー

→オマケ


 
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