story

□ジェラシーパニック
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「な、何だぁ?」

ナツやルーシィを始め、ギルドのみんなは、びっくりしていた。



ただ1人、ミラジェーンを除いては。




「お前、俺のルーシィにベタベタしすぎなんだよっ! 離れやがれ!」

グレイはナツの胸ぐらを掴んだ。
さりげなく、結構恥ずかしい発言をしていた事には、本人は気づいていない。

しかし、ルーシィはいきなり“俺のルーシィ”と言われ、顔を真っ赤にさせていた。

「ナツ! ナツの彼女は私じゃないの?」

リサーナは珍しく怒っていた。

「は? ‥‥もしかしてお前等‥‥」

ナツは最初は戸惑っていたが、何か分かったのかニヤニヤし始めた。

「何だよ」
「何よ」

グレイとリサーナは顔をしかめる。

「ヤキモチ焼いてんのか?」

言うなり、ナツは1人で笑い始めた。

「「なっ!?」」

途端に、2人の顔は真っ赤になる。




そして、恥ずかしさを隠すかのようにナツに攻撃を開始した。






「あらあら。青春ね〜」

ミラジェーンはカウンターで微笑んでいた。

「何がですか? ミラさん」

3人の乱闘(?)から逃げてきたルーシィが尋ねる。




「ルーシィには、教えないわ」

キッパリミラに言われたルーシィは、これ以上聞くのはムダだと判断し、聞くのをやめた。




それから、早々とリサーナは乱闘(?)から抜けたが、ナツとグレイはまだ、ケンカをしていた。

しばらくして、エルザにケンカを止められたのは、言うまでもない。







ーendー



→おまけ


 

 
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