story
□やめてよ。
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「もう、ナツってばぁ〜!」
「んだよ」
桜色のあなたの隣には、いつも銀髪の彼女。
ねぇ、ナツ。
私、ナツのこと好き“だった”んだよ?
あなたは私を孤独という闇から救ってくれた。
私に自由をくれた。
あなたの笑顔が私に未来を与えてくれた。
ーー大好きだよ。
ーー本当は今でも大好き。
でも、あなたにはリサーナがいる。
小さい頃から好きだったんだよね。
おめでとう、ナツ。
そして、さようなら。
いつか、この想いにピリオドをつけてみせるから。
今だけは、好きでいさせて?