ソロモン72柱〜悪魔使いになるために〜
□悪魔探し一日目
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正式に考えて悪魔探し二日目。
ゲームの開始日時では一日目。
8月18日、時刻は午前6時。
私は見慣れない一室で目を覚ます。
いや正しく言えば、昨日の夜に始めて見た、私の新しい住居で目を覚ました。
見留「やっぱり慣れてない部屋だと、いつもより早く起きちゃうな〜」
寝起きの私の行動、起きてから5分以上はそのままボーとする。
そして、5分過ぎたのに気付くと顔を洗いに行ったりと、色々準備を始める。
とは言っても、今日はまだ夏休みだ。
見留「もっっと寝たぁーい!!」
?「あんまりだらけてると、終わった後が辛いよ、見留。」
見留「(゜д゜)」
いつからだろう、私の後ろに不審者が配置されたのは。
見留「オイコラ、なに人ん部屋勝手に入ってきてんだぁ!Σ(´□`;)」
そいつは私の知り合いの青年で、名前は拓海。
拓海「別にいいじゃん。知り合いなんだし。」
見留「そういう問題やないって。……てかどうやって入ってきたの!?」
拓海「壁すり抜けて。」
見留「なるほど貴様は悪魔か何かか。」
拓海「……」
いきなり拓海が黙り込んだ。
そして何度か私の顔を見上げたり顔を背けたりと繰り返すと、突然息を大きく吸って、おもむろに言った。
拓海「俺…悪魔なんだよね。」
見留「………うん、知ってる。」
拓海「えぇ!?Σ(´□`;)」
見留「うん、知ってる。(*´∇`*)うふふ」
はい、今知りました。
私はポーカーフェイスなので上手く騙せました。