ソロモン72柱〜悪魔使いになるために〜

□貴方は暇が大嫌いですか?
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見留「もう8月17日か〜暇な夏休みだったな〜」




私は、夏休み真っ只中の中学二年・王鳥見留。
暇な夏休みをエンジョイ中の可愛い系少女だ。


今日はそんな暇な毎日に潤いを与えてくれる人が家に来てくれるんだとか…













リビングでごろごろしている私の側に、赤髪のうざい執事が近づいてきた。



ヘイネ「見留サマー、そろそろお客サマー来るみたいなんで、もうちょっと恥ずかしくないように過ごしててくださいよ。」



見留「うっさい、ちね(^ω^)」



と、いつものように返したが、確かに客人が来るんだからやっぱりちゃんとしておこう。
私は一回ソファに座り直して、残された宿題の日記を一気に書き始めた。








それから数分後。
その客人とやらは、意外と早くやって来た。



ヘイネ「見留サマー。お客サマー来ましたよ。」





ヘイネが再びリビングの扉を開けたのに気づき、ちょっと顔を上げた。

すると、やる気の無さそうなヘイネのすぐ後ろから、怪しげなローブのような物を羽織った奴が現れた。





見留「ちょ…」


?「あーごめんに。ちょっと事情があってローブ脱げないみー。だから見た目アヤシー☆かもしんにゃいけど、がまんしてっちゅん。」



見留「えっ、あっはい…じゃなくて!あんたいったい誰なの?」


私が驚きや動揺を隠せないままそう聞くと、奴はむしろこっちが驚いたわ!という反応をした。



?「えー?田中宙宇さんから聞いてないのん?」


見留「田中先生からは、今日私ん家に客人が来るということしか聞いてないのよ。」



田中宙宇こと田中先生とは、私の先輩の担任で理科担当の先生。そして、私が入っているある部活の顧問だ。




?「そっかー。田中さんなんにも話してないんだー。そうかー。うーん。うーん。うーん。あっ!!」



見留「ちょっと、いきなり大きな声出さないで!」



奴はその場でくるくる回りながら、腕を組んで辺りを確認しているようだ。
急にピタッと止まったかと思うと、白い紙を一枚取り出して何かを書き出した。





?「しゅわっち。とりあえずみーやん、君の話し相手になりに来ますた!!」

見留「チェンジ!」

?「名前を、オリフィエ…オリフィともうしますですです。」



見留「ちょっ、聞いてないし!?」




奴、オリフィは勝手に話を進めると、勝手にソファにドカッと座った。
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