ソロモン72柱〜悪魔使いになるために〜
□貴方は暇が大嫌いですか?
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見留「もう、人ん家で勝手に行動しないでよ!」
オリフィ「まあまあ、気にするべからず!兎に角なんか話したいことないみーか?」
見留「話したいことって………あんたみたいな変な奴に話すことなんてないって!」
オリフィ「ホントーに、そうなのー?話すこと無いーのぉ?」
何度無いと言っても、こいつは何度も聞いてくる。
うざい、これが無限ループというものか。
仕方無く、何か一言でも話さないとなと思い私は少し考えた。
そしてさらっと出てきた台詞…
見留「何か面白いこと無いかなー…って」
オリフィ「………しょうなの?」
見留「うん、暇だなって。」
むしろ今は暇ではなく、うざくてめんどくさいのだが……
でもこの発言のおかげで、奴は黙ってくれた。
オリフィ「………」
見留「まぁ、あんたが来たから少しは紛れたけど…」
オリフィ「うぉっしゃりぃーん!!」
見留「(゜д゜)!?」
黙ったと思ったら、今度は奇声を発した。
オリフィ「この紙。」
オリフィはさっきなんか書いた紙を持ち上げて見せる。
見留「ソ…ロモン?」
オリフィ「yes!アイ、ソロモン72柱統括本部!情報部部長!オリフィ!!!」
見留「ソロモ…統括?情報部?ちょっと、何それ?」
奴は紙を二つに破き天に投げた。
オリフィ「ソロモン72柱統括本部情報部部長オリフィです改めてよろしくね。」
見留「よ、よろしくって言えば良いの?」
オリフィ「yes!!」
見留「よ…よろしく。」
オリフィ「よろしくですです!では、暇ーな貴女にとぉってもいい情報カモンにー。」
そう言うとオリフィはまた紙を取り出した、どうやら書類のような物のようだ。