ソロモン72柱〜悪魔使いになるために〜
□貴方は暇が大嫌いですか?
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オリフィ「見留ちー、特に気にせずこの紙にサインとハンコお願いしゃっす!!」
見留「いやいきなり何!?契約書か何かなの?」
オリフィ「うん。そーだに。契約書っちゃ契約書か。でも大丈夫だよ(*´`*)心配要らないお。だって注意事項無いもん!あるのはこの質問だけ!」
オリフィが契約書の真ん中を指差した。
そこには、たった一言こう書いてあるだけだった。
“あなたは暇が大嫌いですか?"
見留「何この質問。」
オリフィ「言葉の通りだよ。そのままさー!君がそう思うんならサインすればいい。」
私は再び契約書に目を落とす。
“あなたは暇が大嫌いですか?"
確かに暇は嫌いだけど、大嫌いかと言われるとそうでもない。
でも、これは確実に何かが始まるフラグだろう。
私はペンを持ってサインを書いた。
そんで印鑑も押す。
見留「まぁ、どうせなら楽しい事したいしね。」
オリフィ「おk!これで契約成立だ!それじゃ今から仲間を集めて場を作ってくるからちょっと待っててにゃー!!!」
そしてオリフィが走り去っていくのを見送ってから、私はソファに座り直した。
見留「いったいなんだったの………ソロモン72柱って、なんだったっけ?」
それから3時間後。
私はマンションの一室に呼び出された。
というより連れてこられた。