未来予想図
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今、私は羞恥心て死ねそうです
「(わたしってばっ何てことを…///)」
布団にくるまって、熱冷まし中…
ガバッ
「ふはぁ…く、苦しかった〜」
数分もしないうちに酸素確保の為に飛び起きた
「もちろん」
「ぅあ…ど…どうしよう…」
先程の事を思い出して明紀は大きく溜め息をついた
「頑張ろう……」
日も傾き、明紀は夕飯の支度をしなければならない
そのため、のっそりと起き上がった
ボサボサの頭もきちんと整えて…
―――…
―――――……
――………
――…
遡ること、数時間前
事の発端はミナトの一言から始まった
「明紀ちゃん…」
「何ですか?」
「ボクの名前呼んでみて…?」
その日、朝食を済ませるなり軽く掃除をしようと言うことになったのだ
つまり、只今掃除中…
「…………………え?」
ゴトッと手に持っていた掃除機が明紀の手からは離れた
ちなみにミナトは皿ふき中
暫く、沈黙が続くわけだがその間二人の表情は対照的である
「(……笑顔が、怖い…(泣))」
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