未来予想図
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トゥルル…
―――トゥルルｯ
ガチャ
「……もしもし…うず…」
「女は預かった」
「は？」
―――………
「もう、びっくりだってばよ」
「ちょい待て∑お前ナルトか!?」
「もしかしなくてもナルトだってば」
キョトンとナルトは首を傾げた
「成長早くね!?」
「昨日はもっと小さかったよ…たぶんまたおっきくなったみたい」
「マジか∑」
晃太はため息を付く
「(にしても…そっくりだな…)」
並んでソファーに座るミナトとナルトを交互に垣間見た
今は夕方
６歳位のナルトと
晃太、ミナトも帰宅
が、何故か明紀だけが居なかった
「それでナル君、何で明紀ちゃん外出したの?」
「ん～よく覚えてないんだけど……」
「「？？」」
ガサガサとポケットを探って一枚の紙を出した
それを晃太が読み上げる
「なになに…」
ナルトくんへ１０分ほど出かけます。
なるべく早く帰るから、待っててね？
後、ピンポンなってもでないでね？
知らない人が来ても出ちゃダメだよ
「……過保護？」
「ボクに聞かないでよ(苦笑)ていうかボクでもそうするよ…」
「さいですか…」
ナルトも愛されてんなー
「じゃなくて、どうすんだよ!!?」
これ、俗にいう誘拐!!
「「大丈夫だよ/だってばよ」」
「はっ？」
「「ぶっ飛ばしに行くから」」
「何時？」
「「今から」」
誰か、この親子止めてくんない!?
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