未来予想図
□正体と再会
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別に隠してたわけじゃない
単に言わなかっただけ…
「晃太ってさ…」
そもそも、このご時世
「忍者だったりする？」
「あ、おう」
忍者なんて言ったって誰も信じない
「……そっか」
「ミナト、良くわかったな？何時気がついたんだ？」
「晃太に会ってからすぐかな(苦笑)」
「マジか…」
ホント隠してたわけじゃないが驚いた
「あっさりしてるね(苦笑)バレたのに」
「まぁ…隠してたわけじゃねぇし…」
「そうなの？」
「そもそも俺の先祖がそうだっただけで、受け継いだわけじゃねぇし…」
隠す意味がない
「この時代だしな…」
「…そうだね」
ミナトは呟いて寂しそうな表情を見せた
それを俺は見てみぬフリをする
これが明紀達が寝静まった頃の話
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