↓続



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カカシと別れたアキはふと足を止める

「(楽しそうだったな…)」


目が見えない今、聴覚だけが頼り

その中でも映像として目に浮かぶ

「(クシナちゃんと波風さん、か…)」

それが原作

なんで、来ちゃったんだろう…

どうして、見えなくなっちゃったんだろう…

どうして、苦しんだろう…

意志とは反して目頭が熱くなる

「ッ」

こんな往来で泣くなんて…恥ずかしすぎる

でも、
―――止まらない

アキは俯いて駆け出した

彼は彼女がここにきていることをまだ知らない…


続にして完
妄想が暴走した結果です!!はい
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