沖田総司

□君との夏祭り@
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沖田side

「本当にすいません………………」


今日はあみるさんに誘われお祭りに行く予定だった。


しかし折角の誘いを断らざるを得なかった。


急に一番隊の者が体調を崩したのだ。


看病をしなくてはならない。私はこれでも隊長だ。


それから

行けない理由はもう一つ


あみるさんには言ってないが

今日も不逞浪士を斬った。


優しい彼女は心配するだろう。

あえていわなかった。


新撰組の中でも私は人を斬る機会は多い。


そして斬った後は〇〇さんに会いたいと思う。


でもその一方で

あんなに純真無垢な人と汚れている私は会っていいのだろうかと思ってしまう。


そもそも新撰組の為に命を使うと決めた私が恋なんて…していいのだろうか。


あみるさんと一緒に居ると『新撰組の女だ』とあみるさんまで嫌われてしまうんではないだろうか。



今日は特にそう考えてしまう。彼女はそんな事気にしないと言うが……………。






………………………


あみるside


「本当にすいません………………」


「新撰組の方が体調崩してしまったならば仕方無いですよ!!」


そうは言ったものの前から沖田さんと行きたかったから残念だった。



それに秋斉さんに特別に休みを貰ったから午後は暇だ。

花里ちゃん達は仕事だし……………。






暇だし1人で行ってこようかな…………




続く


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