拍手お礼文再録
□〔映画版カミュの聖衣についてのミロの疑問〕
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拍手お礼***
〔映画版カミュの聖衣についてのミロの疑問〕
「カミュよ。誕生日おめでとう。オマエの誕生日とともに映画版のオマエのビィジュアルも解禁となったワケだが…」
「おお、ミロよ。一足先に私の方が早かったな。どうだ?なかなか良いだろう?」
カミュちょっと得意気。
「うむ。なんだ。その…。髪の色はアニメ仕様だな。オレもそうなんだろうか?いや。それはともかく。あの髪型のサイドはオサレなのか…?日本人の巫女のよう…?もしくはネイティブインディアンか…?」
「どうなのだろうな?」
「イヤ。オマエの髪型なんぞよりもっと注目すべき点があるのだ…」
なんとなくミロは不安そう。
「なんだ?」
「オマエは気にならんのか?」
「何の事だ?はっきり言え」
「オレは気にかかってしょうがない。どうすればいいんだ!」
「??だからはっきり言えと言っている」
ミロはカミュの聖衣の一点しか見ていない。
「その水瓶はなんなのだ!!!」
ドドドォォォンっ
ミロが指差した先にはカミュの左肩のパーツに乗る水瓶ちゃん。
「むうっ。これか!いわゆる新しい切り口という奴だろう」
カミュは嬉しそうに水瓶をなでる。
「ちょっと待て!妙な納得をするな!なんなのだ?その水瓶は?何の為に使用するのだ?」
「私は水瓶座だ。聖衣に水瓶がついていて何の不思議があるのだ?」
「しかしそんなモノがついていては何か出てくるのか?もしくは何か入っているのか?気になって戦闘にならんだろうが!
バズーカ砲でも発射されるのか?
それとも氷河でも入っているのか?」
「バカな!武器を嫌うアテナの黄金聖闘士の聖衣にバズーカ砲など装着されるものか!ましてや氷河にそんな便利機能はない。あったらあったで楽しいが。」
「むうぅ…納得がいかん」
「おまえに納得してもらわなくとも構わんが、これはこれでちょっと困る事があるのは確かだ」
「何だ?」
「私の最大の必殺技・オーロラエクスキューションを打つ時邪魔になる」
「現実的な問題だな。確かにそれでは腕が上がらんだろう?」
「そうなのだ…。私が思うに私だけがどういう訳かヘッドパーツがついていなかっただろう?それが鍵だ」
「ますますわからん」
「私の予測だがオーロラエクスキューションを打つ時にこの水瓶は自然に外れる。そして私の頭の天頂に装着され水瓶からオーロラが流れ出すのだ。どうだ?メルヘンであろう」
「!!!ギャグではないか?そんなんで良いのか?」
「良いも悪いもアテナの思し召しのままだ…」
カミュ遠い目。
「アテナというよりはキャラデザとかそれにオケ出す監督やらの仕業だな…。
ああ…オレはどうなるんだ?やっぱり3月6日なのか…?というか今までの黄金聖闘士(アイオリア、アルデバラン、シャカ)見たら不安でたまらん」
カミュにっこり笑う。
「良いではないか?もしツッコミどころが多かったら私がここでツッコんでやろう。安心しろ」
「いや。そんな事楽しみに生きてはいけんから!というよりツッコまれない割合の方が少ないんだよな…」
おわり
*カミュファンとしてはあの水瓶を無視できませんみたいな話しでした。