のーまるらぶss

□美粧の森
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瞬く間にギリシャの長い暑い夏は過ぎさり、
夕刻近くになるとそれでも涼しい風が優しく凪いでいた。

シャイナはサンクチュアリから外れた山深い湖で1日の体の汚れを落としていた。
遠いのであまりこない場所…。
だけど、その代わりに他人に見られる事もない静かな空間。

まだ強い太陽の光が湖に反射して眩しかった。

美しいふくらんだ乳房は湖の水を弾いて輝いていた。
なだらかな腰は水の中でゆっくり動き体を伸ばした。

『気持ちがいい…』


誰にも見られないという解放感から普段の彼女からは考えられないくらいひとりではしゃいだ。


16歳…
若く美しい体を持ちながら、彼女にとってはそんな物は全く無意味だった。
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