黒子のバスケ

□満月を射抜く吐息のように
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突然だが、俺は大輝。
満月を探してもう一年になる。
今日は俺の16歳の誕生日だ。

大輝は、16回目の誕生日を迎えるこの日に恋仲になった人が出来た。
それは…

吐息が激しい木吉鉄平だ。

ベッドの上でのあの吐息は、満月をも貫く。
俺はその凛々しさにdevil,But ghostを踊る。

鉄アレイさえ持ち上げられるようなその腕に、大輝はいつも抱かれて眠る。

最近のあいつの趣味は、大輝を縛って、あそこも縛って動けなくすること…趣味が悪いけど、そこも大輝が惹かれてるポイントだ。

「大好きだぞ?」

うん、と月夜に照らされて光る口元にオパッスを落とす。

「舐めていいか?」

うん、と闇夜にたたずむあいつのあそこをつまんだ

「愛していいか?」

うん、と熱帯夜にほてるあいつの体を一身に抱きしめる。

「鉄平///あんっ!」
「大輝、可愛い…んっ」

顔を真っ赤にしてあえぐこいつ。
俺は一生こいつを愛するために此処へ戻ってきたんだろう……

「大好き大輝」
「俺…も…んん」


だが、俺はもう行かなくてはいけない。
何故かというと、こいつには言えない計り知れない試練が俺を待ち構えているからだ。

最後の夜は、こいつと過ごしたい―――…

FULLMOON

end

後書き

初めての裏。
CPは、木青。

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