こんにちは、非日常。

□第五話
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「ん…」



何か物音が聞こえて、私は目が覚めた。


あ、あれ…?私、あの後確か…。



「お、応接室で寝ちゃったんだ…っ」



いくら眠くったって応接室で寝るとか有り得ないでしょ!しかも雲雀恭弥の目の前で!


とりあえず冷静になろうと起き上がる。




「…ん?」




天井と言うか部屋全体が応接室じゃない。大体ここ和室だし…全体的に応接室より豪華になってないか?


…ここ、どこ!?


何かすごく高級そうな部屋なんですけどここ。由緒正しき名家の家みたいな場所なんですけど。


私、あの後一体どうなったの!?


連れ去られるにも私応接室いたし私を置いて行ったにしてもあの雲雀恭弥が鍵を掛け忘れるなんてこと有り得ないし。



訳のわからない状況に私の頭は真っ白だ。




「失礼します。お目覚めですか?」
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