こんにちは、非日常。

□第十四話
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こんにちは、椎名凜です。風邪から無事復活しました。



そして復活して早々、不良に捕まりました。
※二度目



…またか、またなのか雲雀さん。もはやツッコむ気力すら起きない。相変わらず不良のみなさんは人の携帯勝手にいじってるし。



「…あいつ、並中で生徒会長やってるんだってな?」


「…は?」



不良から不意に発せられた言葉に、私は固まった。



「失礼ですが、雲雀さんは風紀委員長ですよ」



何を言ってるんだこの人たちは。そして私ものんきに捕まってる場合じゃない。学校遅刻する。あと怖い。



「はあ?雲雀恭弥じゃねえよ。知ってんだろ」



不良のみなさんはまさかの名前を口にした。


…え、え、ええ!?その人、本当に生徒会長なんですけど!?バ会長なんですけど!?


私がポカーンとしていると、不良の人たちも驚いたように言った。



「まさかお前、あいつが雲雀恭弥に並び、唯一一緒に戦った不良だったこと、知らねえのか?」
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