こんにちは、非日常。
□第二十話
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「ん…」
目を開けると、真っ白い天井が目に入った。
「…良かった。起きたんだね」
「会長…?ここは」
「病院だよ」
…そう言えば私、不良のみなさんにボコボコにされたんでした。体を見れば包帯が至るところに巻いてあって自分で言うのも何だけど痛々しい。
「綱吉くんたちもすごく心配してたから、後で連絡を入れておくよ」
「あ、ありがとうございます…?って言うか何で会長がここに…」
「恭弥に頼まれてさ」
「!そう言えば雲雀さんは…」
私がそう問うと、会長は困ったように笑って答えた。
「もう風紀委員の手伝いはいらないって。ご苦労様」
「は…?」