こんにちは、非日常。
□第二話
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このままだと生徒会は名前だけ残ったまま事実上風紀委員会の下僕みたいな存在にされてしまう!
それだけは何としてでも防がなければ!
「が、頑張るのはいいことだけど本当に気をつけてね」
「ツナは優しいのね!私は大丈夫!悪の帝王雲雀恭弥から生徒会を守ってみせるわ!」
「何かすごいことになってるよ凜ちゃん!」
私が一人で燃えていると、校内放送が入った。
『2年A組、椎名凜、5分以内に応接室に来ること』
…その放送は、悪の帝王雲雀恭弥から私への、まさしく地獄への誘いの言葉だった。
「ツナ」
「だ、大丈夫?凜ちゃん…」
「この呼び出しから帰ったら俺、結婚するんだ…」
「死亡フラグー!?」