こんにちは、非日常。
□第二話
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「それはどうも、ありがとうございます」
「但し、条件がある」
「は…っ!?」
条件…!?何で当たり前のことするのに条件がいるの!?
「呑まないなら、風紀委員会は今まで通りやるだけだよ。僕はそれでも全く構わないけどね」
…っ、この人、本当に悪魔だ。最低…っ!
「…何ですか、条件って」
「簡単だよ。風紀委員会で、風紀委員会の仕事をすること」
「な…っ」
何それ!?大体私は生徒会で、そんなことする暇なんかない!そして何より…。
雲雀恭弥と一緒の空間で仕事なんて、絶対に嫌!
「ふざけるのもいい加減にして下さい!誰がそんな…!大体私には生徒会の仕事が…!」
「生徒会には僕から話を通してあげるよ」
「…っ、何でそこまでするんですか」
悔しくて泣きそうになるのを堪えながら問う。
「決まってるじゃない」