こんにちは、非日常。

□第二話
5ページ/6ページ

「それはどうも、ありがとうございます」


「但し、条件がある」


「は…っ!?」



条件…!?何で当たり前のことするのに条件がいるの!?



「呑まないなら、風紀委員会は今まで通りやるだけだよ。僕はそれでも全く構わないけどね」



…っ、この人、本当に悪魔だ。最低…っ!



「…何ですか、条件って」


「簡単だよ。風紀委員会で、風紀委員会の仕事をすること」


「な…っ」



何それ!?大体私は生徒会で、そんなことする暇なんかない!そして何より…。


雲雀恭弥と一緒の空間で仕事なんて、絶対に嫌!



「ふざけるのもいい加減にして下さい!誰がそんな…!大体私には生徒会の仕事が…!」


「生徒会には僕から話を通してあげるよ」


「…っ、何でそこまでするんですか」



悔しくて泣きそうになるのを堪えながら問う。




「決まってるじゃない」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ