こんにちは、非日常。

□第六話 後編
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「何でいるって…仕事渡したのは誰ですか」


「さっさと帰りなよ」


「…はあ!?」



再び予想外の発言に、私は声を荒立ててしまう。


今、帰れって言わなかった?



「君みたいな病人に仕事させて間違われでもしたら大変だからね」



私を病人にしたのは誰だと思ってるんだ…!人が体調崩したら使えない扱いって、この人どこまで非道な訳?




「僕を睨んでる暇があったら、さっさと帰って寝てなよ」


『恭弥様は不器用ですから』




…まさかとは思うけど、この人なりに心配してくれてる?




「体調治ったら、休んでた分追加でやってもらうから」





…前言撤回。やっぱりこいつに限ってそんなことあり得ない。



Episode.6(後編) End
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