こんにちは、非日常。
□第八話 後編
4ページ/6ページ
「…!凜ちゃん、大丈夫だった!?本当にごめんね!」
ツナが我に返ったような様子で謝ってきた。
「大丈夫よ。…それより、私が見たものって本物?」
ツナは黙って頷いた。
「雲雀さん+10がいて、左手薬指に指輪つけてたんですけど」
そう言うと、2人は更に驚いた顔をする。…ツナはともかく、雲雀恭弥まで驚いてるってどういうことですか。
「…さっさと行くよ、凜」
「へ!?あ、はい………って、え?」
「何?」
何って貴方、今私のこと名前で呼びませんでした?今まで私のこと一切名前どころか名字でさえ呼ばなかったのに。
もう何だかいろいろ起こりすぎてよくわからなくなってきた。