こんにちは、非日常。

□第十話
2ページ/6ページ

思わず持っていた書類を会長の顔面に叩きつけてしまった。


付き合ってる訳あるか!人のこと散々奴隷扱いする奴となんか付き合うか!



「照れなくて良」


「バカなこと言ってる暇あったら仕事して下さい」



人に何聞くと思えば雲雀恭弥と付き合ってるかなんて会長は本当にバカらしい。前から思ってはいたけど正真正銘のバカだ。



「恭弥があそこまで興味示すの、本当に珍しいんだけどなー」


「…何か言いました?」


「別にー?」



会長がボソッと独り言を呟いた気がしたので聞き返すと気のせいだったらしい。


手を動かして下さい、手を。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ