こんにちは、非日常。
□第十話
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「風紀委員会ではこの処理をお願いします」
「考えておくよ」
「考えるんじゃなくてやって下さい」
生徒会に戻ろうが風紀委員会にいようが、この人の対応は変わらないらしい。全く…どいつもこいつも。
あ、そうだ。十年後の私のこと、ツナは教えてくれなかったけど雲雀さんなら教えてくれる…訳ないか。でも聞く価値はある。
「雲雀さん」
「やだ」
「まだ何も言ってません。十年後の私に雲雀さんは会いましたよね?」
雲雀恭弥は一瞬だけ視線を私に向ける。うん、この反応は会ったな。
「私、どんな感じでした?」