こんにちは、非日常。

□第十三話
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使用人さんは布団を用意してくれて、薬を飲むためにも何か口にした方がいいとお粥まで頂いた。その後も私の汗を拭いてくれたり、枕を氷枕にしてくれたりと、とてもよく面倒を見てくれた。


そのせいか体が休まり、よく眠ることが出来た。




目覚めたのは夜9時。気分もだいぶ良い。熱も下がってきたと思う。


枕元には水と薬があった。



「…お礼言わなきゃ」



私を一生懸命看病してくれた使用人さんと、ここに私を連れてきた雲雀さんにも。


ボーッと考えていると、誰かが入ってくる音がする。



「起きたみたいだね」
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