こんにちは、非日常。
□第十四話
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「はあああああああ!?」
あの会長が!?ないないないない!だって弱そうだし!で、でもそう考えると雲雀さんと妙に仲が良いことも納得がいくような…。
不意に提供された情報に私は完全に混乱してしまった。
「…まあいい。この女があいつと関わりが深いのは事実だ」
「…気持ちの悪い言い方しないで下さい」
どいつもこいつも同じことばっか言って…。彼女だの関わりが深いだの。迷惑極まりない。
「あいつが来るまでお前で遊んでやるよ」
「は…っ!?」
また同じパターン!?どうして私ばっかりこういう目に遭うの!?雲雀さんもバ会長もほんと許さないから…!
手足は縛られ身動きが取れない。
…もう、ほんとやだ。
「覚悟はいいな?」
いいわけあるか。これから殴られるのに覚悟も何もあるかこのやろー!
…っ、さっさと助けに来て下さいよ。
「本当に噂に聞いた通りの生意気な目だな」